11日に開催される青島太平洋マラソンの注目ランナーを紹介します。
今回は「夫婦の絆」で青太(あおたい)に臨む2人に注目します。
マラソンで病を乗り越えた
夫婦で仲良くランニングに出掛けるのは都城市の重田信之さんと妻の絵里香さん。
時間を見つけては家の近くの河川敷で練習に励んでいます。

今回で4回目の青太出場となる夫の信之さん。マラソンを始めたのは6年前に患った病がきっかけでした。
当時、仕事の負担から心の病にかかってしまった信之さん。そんな時、友人からマラソンに誘われました。
(重田信之さん)
「(マラソンを始めて)すごく前向きな考え方になった。走っているときはすごく辛いが、この先に達成感が味わえると思うと乗り切れる」

しかし体に異変が 2回目の心を折られた感じ
しかし、マラソンを始めて1年後、体に異変を感じます。甲状腺の病気「バセドウ病」と診断されました。
(重田信之さん)
「走っていて呼吸が苦しいなと思って、病院の先生からそう診断を受けて、マラソンを走るのはやめた方がいいといわれて、そこで2回目の心を折られた感じでまた自分的にきつくなってしまった」


病気も個性だなと思って楽しくやっている
それでもマラソンへの思いを諦めきれなかった信之さんは、医師と相談し治療を続けたところ、症状も改善。
ペースを調整しながら練習に励み、4年前から青島太平洋マラソンへの参加を続けています。


(重田信之さん)
「走っていてやっぱり苦しくなることはあるが、それも自分のもっている個性だなと思う、病気も個性だなと思って楽しくやっている」
