今月8日の宮崎県知事選挙の告示まで1週間を切りました。
選挙への関心を高めてもらおうと若い世代による投票率アップの取り組みが行われています。

2日、延岡市の山下新天街に登場したのは、知事選をPRする大きな書道作品。

知事選のキャッチフレーズ「宮崎愛を一票に!」と書かれています。

この作品は、地元の書道教室に通う小学生から高校生までの9人、「植野書道ガールズ」が制作。

投票率の低下傾向が続いていることから、特に若い世代に関心を持ってもらおうと延岡市選挙管理委員会などが企画しました。

(延岡市選挙管理委員会事務局 柴田実和さん)
「若年層の投票率の低下が課題になっています。少しでもたくさんの人にこの作品を見ていただいて投票所に足を運んでいただければと思います」

一方、こちらは、日向市の富島高校情報処理部の3年生が制作した動画です。

タイトルは「選挙権が40歳からになった世界線」。

(動画)「遊園地なくなるの」「競馬場増えるってホント?」「なんであそこのカフェ、居酒屋になったの?」

動画は、選挙権が40代からに引き上げられたら街がどう変わるのかという視点で作られています。

若い世代が、政治や選挙について考えるきっかけにしてもらおうと、県が募集した動画コンテストで、この作品が最優秀賞に選ばれました。

(宮崎県市町村課 榎木隆博さん)
「若者、高校生とか大学生が作っているので、切り口が斬新でとても全部おもしろい作品でした。若者をはじめ皆さんが選挙について考えるきっかけだったり、投票に行きたいと思える形になってもらえればと思っている」

動画の入賞作品は、県選挙管理委員会のホームページで公開されています。