日本時間今月28日にチリで開幕するサッカー・U-20ワールドカップ。

日本代表に選出されている宮崎県三股町出身でフランス・バランシエンヌ所属の高岡伶颯選手へ母校・日章学園高校サッカー部の原啓太監督がエールを送りました。

高岡は、今年3月に日章学園高校を卒業し、イングランドの名門クラブ、サウサンプトンFCに加入。

8月にフランス3部・バランシエンヌに期限付き移籍すると、出場2試合目で2ゴールを挙げる活躍を見せ、8月のファン投票でチーム月間最優秀選手に選ばれました。



高岡は2023年のU-17ワールドカップにも出場し3試合で4ゴールの大活躍。今回が自身2度目のワールドカップとなります。

高岡の母校、宮崎市の日章学園高校でも関係者が代表選出を祝福しました。

三股中サッカー部時代の高岡をスカウトし、高校では担任としても3年間指導した日章学園サッカー部の原啓太監督は、フランスでの高岡の活躍について、
「点を取るのもすごいが、彼が言葉もまだまだ分からない中でゴールシーンのあとにみんなに祝福されている姿を見て、彼のメンタリティやオープンマインドで自分から溶け込む力、そしてこの世界でのし上がっていくという気持ちが凝縮された2点だったと感じた。やっぱり素晴らしい選手だと改めて思った」
と感慨深げに話しました。

今回のワールドカップについては、
「U-17ワールドカップの時のように数字で周りを黙らせるくらいに結果にこだわって頑張ってほしいし、それがやれるセンスと能力を持っていると思うので、1ファンとして応援している」
とエールを送りました。

高校時代に「目標はA代表でワールドカップ優勝」と語っていた高岡のプロとしての初めての大舞台は日本時間の28日(日)に開幕。

日本代表はグループAに入っていて、いずれも日本時間の28日(日)午前5時からエジプトと、10月1日(水)午前8時からチリと、10月4日(土)午前8時からニュージーランドとそれぞれ対戦します。