取材のきっかけは、自身の「脱毛」でした

MRT宮崎放送 アナウンサーの古屋敷沙耶と申します。
2024年1月。私は「がん」の宣告を受けました。

入社10年目、3歳の娘の子育てに奮闘する「普通の生活」が一変。
約7か月間の抗がん剤治療が始まったのです。

治療が始まる際に一番不安だったことが、副作用による「脱毛」でした。
個人差はありますが、私の場合、1回目の投与から2週間ほど経つと、ある日を境にごそっと髪の毛が抜けるように。
話には聞いていたものの、現実に直面してみると、想像以上に精神的ダメージが大きく、
鏡で見る変わり果てた自分の姿に、深いため息をつく日々を送っていました。

しかし、そんな時、あることがきっかけで、落ち込んだ気持ちが少しずつ前向きに変わっていったのです。
それが、宮崎発のターバンブランド「Emmy Cap(エミー キャップ)」との出会いでした。

今回、ブランドを立ち上げた女性の製作にかける想いを取材しました。