宮崎大学は出産前の母牛の難産を予測するシステムを、熊本大学と共同で研究開発すると発表しました。
この研究開発は、画像処理の技術を用いて母牛の出産を予測するシステムを研究している宮崎大学の研究室が主体となって取り組むものです。
母牛の出産予測では、胎児が逆子だったり大きく育ちすぎたりして難産となるケースを予測することが難しく、課題となっていました
そこで、熊本大学の技術を組み合わせ、電波によって母牛の心拍や呼吸数を検知し、それらをAIで解析することで難産を予測することを目指します。
共同研究の期間は4年間で、宮崎大学と熊本大学はシステムの実用化を目指し、地域の畜産業の発展に貢献したいとしています。