宮崎県内で献血に協力する人の数が減少しています。
こうした中、宮崎市の献血ルームでは、19日からユニークなキャンペーンが始まりました。
(田島奈緒美記者)
「宮崎市の献血ルーム『カリーノ』です。こちらで献血するとキュウリの詰め放題に挑戦できます」
宮崎市の献血ルーム「カリーノ」で19日から始まったのが、キュウリの詰め放題。
毎月19日の「いいきゅうりの日」に合わせて、献血協力記念品として、サイズが大きく、市場に出せない規格外のキュウリがプレゼントされます。
(献血協力者)
「キュウリが好きで、よく買ったりして漬物とかにするので助かります。これで(献血に)来る人が増えたらいい」
「今、野菜が高いので助かります。せっかく献血に行くんだったら、何かあると楽しみがあります」
県内で献血に協力する人の数は減少傾向にあり、昨年度は3万8732人と前の年度より1割減少しました。
県内の医療機関では、必要な血液を県外に頼ることが続いていることから、献血の協力を広く呼びかけようと、県赤十字血液センターは、さまざまなキャンペーンを展開しています。
(献血ルーム「カリーノ」 伊作洋美所長)
「血液を必要としている患者さんのために必要な血液を確保しなければいけないという使命があるので、それに向かって、1人でも多く献血にご協力いただけるように、キャンペーンやイベントを今後もいろいろ企画していきたい」
【参考】
献血ルーム「カリーノ」でのキュウリの詰め放題は、20日まで実施されます。
キュウリは数に限りがあり、なくなり次第終了となっています。
来月は、献血協力記念品として、2日から15日まで県産ピーマンのプレゼントが予定されているということです。
詳しくは、県赤十字血液センターのホームページをご覧ください。