脱炭素の取り組みのモデルとなる地域「脱炭素先行地域」に宮崎市が選ばれました。
市は、今後、中心市街地を基盤に、産学官連携で脱炭素社会を目指すことにしています。
「脱炭素先行地域」は、地域の特性をいかしながら、脱炭素に取り組むモデルとなる地域を環境省が選定する制度です。
宮崎市の事業期間は今年度から6年間で、国の交付金などを活用して、JR宮崎駅周辺エリアの建物を対象に太陽光発電設置などを補助することにしています。
また、宮崎大学などと連携して環境教育を実施するほか、市内2つの運動公園にソーラーカーポートを整備する予定です。
(宮崎市環境部 岡部卓朗部長)
「環境だけではなく、街のにぎわいにつなげていくような相乗的な効果が出るような形で取り組んでいきたい」
県内で「脱炭素先行地域」に選定されるのは延岡市に続いて2例目です。