2年後に宮崎県内で開催される「宮崎国スポ・障スポ」へ機運を高めます。県が公募していた大会の公式ポスターのデザインが決定し、看板が披露されました。
県は、2年後に開催される「宮崎国スポ・障スポ」に向け、公式ポスターのデザインを公募したところ、県内外から158点の応募があり、審査の結果、最優秀賞に1作品、優秀賞に3作品が選ばれました。
21日は、県庁で入賞者の表彰式が行われ、最優秀賞を受賞したデザインをモチーフにした看板もお披露目されました。
(廣末圭治記者)
「完成した看板は、アスリートがあたたかい太陽に照らされたデザインで、宮崎らしさを感じさせます」
最優秀賞を受賞したのは、宮崎市出身で京都府在住の郡司桃子さん。
神楽の舞台に飾られる「彫り物」(えりもの)と呼ばれる紙飾りによって、走り抜けるアスリートを表現するなど、ふるさと宮崎への思いを込めてデザインをてがけました。
(最優秀賞作 郡司桃子さん)
「健常者と障害者のアスリートが並走して宮崎の海と山を駆けていくのを大切にしようと思い作った。ポスターを見た方が力強く走り出していくような気持ちになってくれたらと思う」
(宮崎県 河野俊嗣知事)
「2年後の本番に向けて、それぞれの市町村・競技団体でポスターを目にして気運を高めて、良い準備をして、全国から集まる皆さんをおもてなし・お迎えしたい」
看板は県庁本館前に設置されるほか、公式ポスターは、今後、県内のスポーツイベントなどでも掲示されるということです。