災害発生時に地域との連携や防災意識を高めようと、宮崎県串間市の小学生が津波避難タワーを見学しました。
串間市の市木地区にある下石波避難タワーを見学したのは、市木小学校の3、4年生12人です。
見学では、市の職員が講師を務め、児童たちに、高いところへ迅速に避難することが重要だと呼びかけました。
市木地区では南海トラフ巨大地震が発生した場合、およそ15分で5メートルから10メートルの浸水が想定されていて、下石波避難タワーは、津波が発生した際の一時避難場所となっています。
(参加した児童)
「防災がしっかりしていて、津波が起きた時でもここにすぐに登れるなって思った」
「ここに来たら、高いし、安全だなと思った」
児童たちは、避難タワーの見学を通して防災についての意識を新たにしていました。