宮崎県美郷町で進められている「幻の酒復活プロジェクト」、8日から延岡市の清酒メーカーで初めての仕込みが始まりました。

このプロジェクトは、美郷町宇納間の甲斐酒店が、1968年まで製造していた日本酒「いすゞ美人」を復活させようというもので、2022年に産学官で復活委員会が結成され、当時の原料米の栽培などに取り組んできました。

8日は、酒造りを担当する延岡市の清酒専門メーカー千徳酒造で、酒づくりのもととなる酒母づくりが始まり、美郷町からプロジェクトメンバーも駆け付け作業を見守りました。

(甲斐酒店5代目の妻 甲斐文代さん)
「早く飲みたいです。楽しみにしています。出来上がるのをですね、どんなのができるんだろうと思って」

日本酒「いすゞ美人」は、来月中旬ごろ出来上がるということです。