宮崎県高鍋町の小丸川にかかる潜水橋についてお伝えします。
この潜水橋、「竹鳩橋」という名前で、現在、高鍋町が老朽化などを踏まえ、架け替えを計画しているのですが、町民からは財政負担への懸念などさまざまな声が上がっています。
事業の行方を取材しました。
橋の幅はわずか2.9メートルも 1日約2000台の車が通行

高鍋町の小丸川にかかる竹鳩橋(だけくばし)。
(垣内沙耶記者)
「竹鳩橋は、車1台がぎりぎり通れるほどの幅しかありませんが、両端にはワイヤーロープが張られているだけとなっています」
橋の幅はわずか2.9メートル。
車両のすれ違いはできず、消防車両など2トン以上の車両の通行は制限されています。

また、夜間は…
(垣内沙耶記者)
「午後8時です。街灯が全くなく真っ暗なので、かなり慎重に進まないと橋から落ちそうで怖いです」

ただ、町民にとっては生活に欠かせない通り道で、1日におよそ2000台の車が通行し、通学路としても利用されています。

それでも、実際に通る高校生からは…
(自転車通学で利用している高校生)
「(対向の)車が通るときにこっちからは通れないので、待っておく時間もあるからそこが不便」
「自転車で通っているときに、車が反対から入ってきたらよけるところがないので危ない」











