レモンに注目します。
柑橘の栽培が盛んな宮崎県日南市では「日南レモン」というブランドが立ち上がり、地域の活性化を目指す取り組みが始まっています。

この「日南レモン」ですが、普通のレモンとは違う、驚きの特徴があるそうです。

食べられるレモン

山あいに広がる、レモン畑。
日南市塚田地区の「さくちゃん農園」では、黄色く色づいたレモンがたわわに実っています。

(廣末圭治記者)
「鍋倉さん、きれいに黄色に色づいたレモンですね。こちらは何という品種なんですか?」
(さくちゃん農園 鍋倉麻衣さん)
「マイヤーレモンという品種です。レモンとオレンジの掛け合わせの品種で、皮に苦味がそこまで含まれていなくて、酸味もマイルドで、果肉と果汁が普通のレモンよりもたっぷり入っているので、とてもジューシーで『食べられるレモン』と言われています」

普通、レモンと言えば「すっぱさ」が特徴ですが…

(廣末記者:試食して)
「え?酸っぱさが強くない。みかんを食べている感覚と同じ。見た目はレモンだけど、中は普通のレモンとは違う。おいしい。食べられる」

廣末圭治記者

このレモン、やさしい酸味で皮も食べることができ、丸かじりができます。