元副町長を中心とした宮崎県川南町の住民らが町議会の解散を求めるリコールを本請求しました。

川南町の押川義光元副町長は、議会が新しい中学校の建設を撤回としたことや副町長選任の人事案を不同意としたことなどから、適切な議会運営ができていないと主張。

JA尾鈴地区本部や町商工会などの支援を受け、町議会の解散請求に向けた5900人余りの署名を町選挙管理委員会に提出し、有権者の3分の1以上にあたる5007人分の署名が有効だと確認されたことから、24日、本請求を行いました。

(住民グループ 押川義光元副町長)
「住民の民意が本当に反映されて、健全な議会運営ができることを望んでおります」

町選挙管理委員会が本請求を受理したことから、解散の是非を問う住民投票は25日から60日以内に行われ、有効投票の過半数が賛成の場合、町議会は解散し、選挙が実施されることになります。