全国高校サッカー選手権大会の宮崎県大会、決勝は日章学園が宮崎第一を破り、3連覇を達成!全国への切符を手にしました。

(高橋美苑リポーター)
「3年連続出場を目指す日章学園か、初の全国出場を目指す宮崎第一か。このあとキックオフです。」

2日、新富町のいちご宮崎新富サッカー場で行われた宮崎県大会決勝は、日章学園と宮崎第一が激突。

2人のプロ内定選手を擁する日章学園に対し、宮崎第一は粘り強い守備を見せます。

前半8分、日章学園は小峠のクロスから高岡が頭で押し込みますが、宮崎第一のGK、長友が右手一本で守ります。

そして、前半18分、宮崎第一はフリーキックを獲得。
堀田のシュートは惜しくもポストにはばまれて得点とはならず、前半は0対0で折り返します。

後半14分、日章学園は南のコーナーキックから1年生の吉崎が飛び込んで頭で決め、先制点をあげます。

(日章学園 吉崎太珠選手・1年)
「吉川選手だったり、高岡選手だったり、対人が強い選手にマークがいくので、自分が決めて楽にしたいなと思っていた」

その後も、吉崎が2点目をあげ、勢いに乗った日章学園はゴール前の混戦から水田が押し込みます。

さらに、イングランド、プレミアリーグのサウサンプトンFCへの加入が内定している高岡が追加点をあげた日章学園。

アディショナルタイムにも、高岡が確かな実力を見せつける圧巻のプレーを披露し、この日、2得点目

(高岡選手の父・佑輔さん)
「最高の親孝行。プレッシャーが多い中、こうやって2点取るのはさすがだなっていう気持ち」

宮崎第一も最後まで全力でボールを追いかけますがここで試合終了。

日章学園が5対0で勝ち、3年連続18回目の全国大会出場を果たしました。

(日章学園主将 高岡伶颯選手・3年)
「今回の代はもう最後の大会でもあるし、3年生の集大成でもあり、自分が経験してきた代表だったりいろんな活動を通して得てきたものを、この12月28日から行われる全国大会で発揮して、得点王を目指して、絶対優勝したいと思ってます」

(宮崎第一主将 松下未來選手・3年)
「後輩たちには、ここで歴史途絶えずに、何回も決勝に出て、いつか初優勝を掴んで、このピッチで顔に笑顔を見せてほしいなと思う」

全国高校サッカー選手権は、来月28日に開幕します。

※MRTテレビ「Check!」11月5日(火)放送分から