幼虫のうちに駆除することがポイント
それでは、どのような対策が必要なのでしょうか。
新谷教授によりますと、ホームセンターなどで購入できる薬剤を使用し、幼虫のうちに駆除することがポイントだといいます。

(南九州大学環境園芸学部 新谷喜紀教授)
「今、ちょうど成虫がたくさん出ていて、メスが特に木の中、枝とか幹に産卵をいっぱいしているところが見られるので、この卵がかえるのが夏は1週間から10日間くらい。そうすると、この月末あたりが幼虫がたくさん出るのではないかと思う。その時に農薬で処理する、農薬をかけた葉っぱを食べさせて駆除するのが一番良いと思う」


(スタジオ)
県内では、これまで宮崎市や都城市など県の南西部で見られていましたが、近年は延岡市や日向市など県全体に広がっているということです。
今、対策を怠ると、夏や秋の大量発生につながるということで、地域一体となって対策を行うことが必要です。

※MRTテレビ「Check!」6月19日(水)放送分から