日本列島は大きな揺れに見舞われています。2024年1月1日には最大震度7を観測した能登半島地震、8月には日向灘沖を震源とする最大震度6弱の地震が発生したほか、2025年は12月8日に青森県東方沖を震源とするマグニチュード7.5の地震が発生し、八戸市で震度6強を観測。先立って11月25日にも熊本県で震度5強の地震が発生し、宮崎県内でも震度3を観測しました。
私たちはこの現状を「警告」として受け取らなければなりません。南海トラフ巨大地震が発生すれば、宮崎県では最大震度7、甚大な津波被害が想定されています。また、毎年のように襲来する台風や大雨による風水害も、私たちの生活を脅かす大きなリスクです。

こうした災害時、水や食料の確保には多くの人が関心を寄せますが、意外と盲点になりがちなのが「トイレ対策」です。避難生活において排泄の問題は、単なる不便さの問題ではなく、健康維持、ひいては人間の尊厳に関わる最重要課題です。







