フィッシング詐欺の被害が増加 「投資名目詐欺」も

戦略局の本田敏郎指導官は、県内でも、特にフィッシング詐欺の被害が増えているとして注意を呼びかけています。

(宮崎県警察本部サイバー戦略局 本田敏郎指導官)
「(フィッシング詐欺は)県内におきましても、昨年が22件、前年が2件でしたのでプラス20件と、被害総額につきましては、約2500万円ということで、いずれも、急増しているという状況となっております」

去年9月には、県内の女性の携帯電話に実在するネット銀行をかたった偽のメールとURLが届き、誘導された偽のサイトに個人情報を入力したことで、およそ1000万円をだまし取られる被害がありました。

このほか、サイバー空間を使った「投資名目詐欺」も増えているということです。

(宮崎県警察本部サイバー戦略局 本田敏郎指導官)
「SNSサイトとかインターネットの広告欄にですね、有名実業家とか経済学者の講演会をやりますと、いう形で、サイトに誘導して、そこの中で、SNSの友達登録であったりとか、投資話、これは全部うそになるんですけど、を持ちかけて、現金や暗号資産をだましとる」