5試合中4試合完投の疲れは?
今大会、ほとんど完投でしたが、疲れはなかったんですか?
(富島 日高暖己投手)
「疲れはあったのですが、みんなの支えがあったので、疲れがありながらも、投げられたのかなと思います」
高橋キャプテンは、日高投手の連投を見ていて、どう思っていましたか?
(富島 高橋正道主将)
「いや、思ってたんですけど、一球一球にに力を込めていて、さすがエースだなと思っていました」
イニングを重ねるごとに球速が上がっていくところとか、そういうところも自分で考えてるんですか?
(富島 日高暖己投手)
「はい、練習の中で常に考えています」
それだけ球速もあると、大台の球速も見えてくるかと思うんですが、目指していくところはありますか?
(富島 日高暖己投手)
「まずは150キロっていうところを目標にやっていきます」

決勝戦最終回 マウンドの上で見た漢字は・・・
27日の決勝戦、最終回、高橋キャプテンは一度マウンドに行きましたが、このとき、どういう気持ちで行ったんですか?
(富島 高橋正道主将)
「2つあって、1つは、絶対マウンドで集まろうという話をしてて、あと1つは、濵田先生の帽子を借りてマウンドに向かったんですけど、漢字が6文字か7文字あって、見た時に何と書いてあるのかわからなかったので、『分かんないわ』と言いました」
濵田監督、何と書いてあったのですか?
(富島 濵田 登監督)
「禅の言葉で、『自未得度先度他』と書いているんですけど、意味は、こちらにいる選手たちを、川の向こう岸に渡す。甲子園に連れて行くというのを「自分自身の全ての力を使って渡す」という意味が込められてます。
選手に説明したことは一度もないので、(帽子を)渡すときに『絶対わからんぞ』と言ったんですけど、『大丈夫です』と言って行ったので、ああそうかと思いながら・・・」