宮崎県日南市北郷町では地元住民が、土壌汚染や景観を損なう不法投棄のパトロールを行いました。

日南市北郷町の山中で行われた26日の不法投棄パトロールには、北郷まちづくり協議会のメンバーらおよそ30人が参加。
県道下の国有林内に不法投棄された洗濯機や軽自動車のドアなどを回収しました。

中には、不法投棄禁止を呼びかける看板があるにもかかわらず、付近にタイヤや家庭ごみが捨てられている場所もありました。

(北郷まちづくり協議会 川原伸也事務局長)
「家電リサイクルする物には税金が投入される。貴重な税金をこういったことで使うことに憤りを感じている。家電リサイクル法に則り、取り扱いをきちんとしてほしい」

日南市内では、去年、過去最高となるおよそ8トンの不法投棄物が回収されたということで、一向に減らない不法投棄に、北郷まちづくり協議会では、今後、防犯カメラの設置などを検討しているということです。