台湾からの観光客を宮崎県内に呼び込もうという取り組みです。その戦略として、県が、いま注目しているのが「自転車」です。
「サイクルツーリズム」という観光の形なんですが、20日は台湾の旅行会社を招いてサイクリングコースの視察が行われました。
これは、台湾の観光客向けに自転車を生かした観光を展開しようと県が実施しているもので、19日からサイクリングツアーを専門にした台湾の旅行会社「GIANT ADVENTURE」の担当者を県内に招いています。
一行は、20日、綾町を訪問し、旅行会社の担当者が実際に自転車に乗って照葉大吊橋につながるサイクリングコースを駆け抜けました。
このあと、照葉大吊橋で県の職員などから説明を受けながら、大自然の魅力を感じていました。
(GIANT ADVENTURE社 張 青敬 プロジェクトマネージャー)
「こういうきれいなところに来て、大自然を見て、多分、みなさん気持ちが良いと思います。走りやすい環境もいっぱいあるので、ぜひ、こういうツアーを作りたいと思います」
(宮崎県観光推進課 小川文乃主任主事)
「台湾の方が自転車愛好家が多いということで、今回招請した旅行会社と連携し、宮崎ならではの魅力を活かしたツアーを造成して、台湾からの誘客に取り組んでいきたいです」
サイクリングコースなどの視察は今月23日まで行われ、21日は日向市や都農町を訪問する予定です。