宮崎市の宮崎公立大学は、新たな学科の設置を検討していることを明らかにしました。
新たな学科は、「国際情報学科」で2027年度に設置される予定です。

これは、宮崎公立大学の辻 利則 学長が明らかにしたものです。

それによりますと、新設を検討しているのは、デジタル技術などを学ぶ「国際情報学科」で、2027年4月の設置を目指しています。

宮崎公立大学は、現在、人文学部・国際文化学科の1学部1学科、定員200人となっています。

新学科設置後も全体の定員は変わらず、「国際文化学科」が定員150人、新たな「国際情報学科」は50人を予定しています。

(宮崎公立大学 辻 利則 学長)
「国際情報学科は、データサイエンスをはじめ、プログラム、情報システム、生成AIなど幅広い情報技術やそれらを利用する際のモラルなど学び、新しい価値を創造する能力を身に着けるための実践的な教育を行う」

宮崎公立大学を卒業する学生の県内就職率はおよそ4割となっていて、大学では、学科の新設などを通して県内就職率を高めていきたいとしています。