年末年始をふるさとや行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュが30日も続いています。石川県の小松空港も多くの家族連れや出迎えの人で混み合っています。

30日午前、小松空港の到着ロビーには、大きなスーツケースを持った帰省客の姿が目立ち、待ちわびた家族らが出迎えました。

Q おじいちゃんに会えてどう?
孫「うれしい」
Q お年玉は…
祖父「ちゃんと用意してあります」

まだ幼い息子との再会を喜ぶ男性は、遠く中東のカタールから戻り、年末年始は家族とゆっくり過ごすということです。

カタールからきた男性
「2か月ぶりに会えてすごくうれしい。一緒に家族と過ごせる時間を待ちわびていた」

航空各社によりますと、30日が帰省ラッシュのピークで、羽田発の便はほぼ満席となっています。Uターンのピークは年明け2日から3日午前中にかけてだということです。

一方、JRも北陸方面に向かう下りで30日、帰省ラッシュのピークを迎えています。

北陸新幹線はかがやきが19本中17本で、はくたかは16本中14本で指定席の予約が29日午後の時点で満席となりました。

また、北陸線は名古屋方面からの特急「しらさぎ」で、午前中に自由席の乗車率が180%に達し、大阪方面からの特急「サンダーバード」も軒並み100%を超え混雑が続いています。

北陸方面からのUターンのピークは1月3日と見込まれています。