神社での“どぶろく造り”…作り方は?味は?

ほら貝が鳴り響く神社の境内。

天日陰比咩神社でどぶろく造りをする人
「場のお清め(波動で)だったり、麹がこの音を聞いて活性化するので鳴らしてます」

「どぶろく」造りの最盛期を迎えた天日陰比咩神社。今年は、酒造りに必要な「酵母」に特別なものを使いました。

どぶろく

天日陰比咩神社 船木清崇禰宜「境内の3箇所から天然の酵母が県立大学の方で取っていただいて神社の神様の場所で取れた酵母菌なので霊験あらたかなどぶろくができればいいなと思っています」

石橋弘崇アナウンサー「境内から取れた酵母を使って初めて造った今年のどぶろく、出来栄えはどうでしょうか」

およそ20日間かけて出来上がった「どぶろく」。
今年の仕上がりを確かめる「どぶろく検定」が11月16日、金沢国税局によって行われました。

金沢国税局鑑定官室 坂本和俊室長

金沢国税局鑑定官室 坂本和俊室長「お米の旨みがしっかり出ていて味わい深くて甘味と酸味のバランスがよくできて発酵がうまくいったと感じました」

石橋弘崇アナウンサー「貴重などぶろくをいただきます。結構、アルコール度数高めですね。飲んだ瞬間に分かります。米粒感が口の中でかなりあります。でも意外とすっきりしていて飲みやすいですね」

石橋アナと船木禰宜

上々の出来に仕上がった今年の「どぶろく」。
このどぶろくを使った中能登町の町おこしが再スタートします。