NTTに聞いてみたら…「公衆電話は無くならない」なぜ?
減少の一途をたどる公衆電話ですが、NTT西日本北陸支店によりますと、将来的にその数は「ゼロ」にはならないといいます。

NTT西日本北陸支店・宮野玲子広報室長
「弊社としても、基準にそって2031年をめどに従来の台数の3分の1から4分の1にまで削減予定だが、公衆電話が再び脚光を浴びるきっかけとなったのは、去年7月に発生した携帯大手KDDIの大規模な通信障害。

公衆電話は、災害などで回線が混みあっている場合でも通信規制の対象とはならず、災害時や緊急時の連絡手段として重要な役割を果たします。110番や119番通報の際は無料で使えるほか、停電時にも稼働するといいます。

なかなか目にする機会が少なくなった公衆電話。もしもの時に家族や友人と繋がる命綱として、私たちの暮らしを見守っています。