インフル急増の要因は「気候の急激な変化」

こうした状況を受け、県は5日にインフルエンザ注意報を発表しました。現在の方法で集計を取り始めた2008年以降では、2023年と並び最も早い発令です。

流行が早まっていることについて、季節の急な移り変わりが無視できない要因だと山口医師はとらえています。

やまぐち内科クリニック・山口泰志医師「非常に暑い夏が続いたあといきなり寒くなった。そういった気候の急激な変化に健康状態がなかなか耐え切れない」

年末年始に向けさらに人の出入りが増えるこの時期。感染の拡大に医師は警鐘を鳴らします。

やまぐち内科クリニック・山口泰志「医師感染症の予防はうがいと手洗い。そしてマスク。それは絶対忘れないように。特に人混みに行くとき、大勢が集まるようなところに行くときは必ずマスクをするようにしてほしい」

インフルエンザのさらなる流行に備え、日々の基本的な予防対策が私たちの健康を守ります。