本来、大人が担うとされている家事や家族の世話などを日常的に子どもが行う「ヤングケアラー」の存在が、ここ数年でクローズアップされています。
文部科学省と厚生労働省が2021年3月に発表した調査結果によると、中学2年生の17人に1人がヤングケアラーだとされています。
人気漫才コンビ「平成ノブシコブシ」の徳井健太さんは、小学6年生のころから高校を卒業するまでヤングケアラーだったと話します。

金沢市で7月28日にヤングケアラーについての講演活動を行ったなかで、「家族を捨てる勇気も必要」と語る徳井さん。自らの経験をもとに、当事者と周囲の人たちそれぞれに呼びかけたいことがあるといいます。