震災を機に遊び場を失った能登の子どもたちへ、吉川晃司さんと布袋寅泰さんによるロックユニット「COMPLEX」の寄附金などを活用し、石川県輪島市に11月1日、アーバンスポーツ施設がオープンします。
ロックユニット「COMPLEX」などから寄付された、およそ13億円の寄付金を活用して進められる「復興支援事業」。

県は広く助成先を募り、第一弾として応募があった253件の中から、6つの事業が採択されました。
このうち、輪島市の商業施設「ワイプラザ」の敷地を活用し、地元の子どもたちが安心して遊べる場として11月1日、新たな屋内型の施設がオープンすることになりました。
「NOTO(ノト)COMPLEX(コンプレックス)PLAYGROUND(プレイグラウンド)」と名付けられたこの施設では、3人制のバスケットボールやスケートボード、それにダンスができるエリアなどを備え、今後、プロスポーツ選手を招いたイベントの開催なども想定しています。
石川県・馳浩知事「子どもたちは、やはり思い切り遊べる場所が欲しいという一点張りであった。能登の未来を描き復興を実感してもらうものとして愛される施設になることを期待している」
また、初の女性総理となった高市新内閣への期待を問われた馳知事は、「積極財政論は高く評価をしている」とした上で、「地方を安心させてもらえるような議論をつめてもらいたい」と、期待を込めました。