一方でヘルメット着用率24.5%の石川県では
一方、石川県では、通勤や通学で多くの人が行き交う交差点で取材すると、多くの人がヘルメットを被っていません。

通学中の高校生「最近まで暑くて蒸れたりするのが嫌で被りたくないのが本心。周りが被っていないからいらないのかなと思う」「ヘルメットが無くても大丈夫かなと思って。(Q.努力義務後の意識の変化は?)あまり変わらないです」
石川県では、2025年のヘルメット着用率が24.5%で、2024年のヘルメット着用率29.6%から低くなっています。着用率の低下は、一時的なものとしていますが、警察もヘルメット着用について警鐘を鳴らします。
石川県警・交通企画課 宮務次席「高校生とか大学生、社会人、高齢者すべての年齢層がまだまだ着用が浸透していない」

ヘルメットを被っている人は・・・
通勤中の女性「通勤する人はヘルメットを被る人が見られるように感じるが、高校生はまだまだかな。自分の体を大事にするというのと、もし私になにかあった時、家族や職場の方に迷惑かけるので」

警察は注意を呼び掛けています。
石川県警・交通企画課 宮務次席「自転車乗車中に交通事故で亡くなった方の約半数は頭部を負傷して亡くなっている。頭部を守ることが重要です」
警視庁では、ヘルメットを着用していない場合の致死率は着用している場合に比べて1.8倍高いとして注意を呼び掛けています。











