滝ケ原石は、国会議事堂や北陸新幹線小松駅、石川県立図書館にも使われています。
小松の石文化が日本遺産に登録されたことで市内にある石の文化を紹介する施設への来館者数は大きな伸びが見られています。

2022年は約14万人、2023年は約18万人、2024年は小松市の人口の2倍近い約20万人となっていて、「小松の石文化」への全国的な関心の高さがうかがえます。
一方、現場では石切り場の見学希望者に対して作業を止めて対応することが多く困っていたといいます。
荒谷代表「地域のおじいちゃんたちが見学の窓口になってくれた。ガイドが分担して見学を希望している人を石切り場に連れてくるという流れになって僕も手を止めなくてもいいしだいぶ仕事に集中できるようになった。地元の人に感謝している。」
小松市では過去の石文化の歴史だけでなく、人と人との地元の強いつながりで新たな人の流れを創出しています。