教育や文化を通じて世界平和を目指すユネスコの全国大会が18日、石川県内で初めて金沢で開かれ、参加者が能登の復興について学びを深めました。
全国大会は能登半島地震からの創造的復興をテーマに開かれ、全国からおよそ300人が参加しました。開会式で馳知事は、海底が隆起した場所に道路をつくるなど地形変化を生かした復興に取り組んでいると紹介。ユネスコの世界ジオパーク登録を目指し調査や研究を進めると述べました。

この後開かれたパネルディスカッションでは奥能登の6つの市と町の代表者が被災地の現状を報告しました。
コーディネーター(七尾市在住)森山奈美さん
「地震によって多くのものを失ったがそれ以上に新しいものを得た。その学びを皆さんに共有して世界に向けて能登の価値を発信したい」

全国大会では19日からの2日間、輪島朝市などを巡る能登応援旅も開かれるということです。