2026年春の石川県知事選挙で、山野之義前金沢市長が16日会見を開き、「多くの県民の期待に応えたい」と正式に出馬を表明しました。

前回の選挙で激突した2人が再び対決する構図となる中、現職の馳浩知事は「ほかの候補者について言及は控える」と述べるにとどめました。

知事選に出馬表明・山野之義前金沢市長「来年3月の石川県知事選挙に挑戦をしたい、挑戦をする。多くの県民の皆さんの期待に応えるために強い意志を持って出馬を決意した」

16日午後、金沢市内で会見を開き、正式に出馬を表明した山野氏。2022年の前回選挙後、ソフトバンクの戦略顧問に就任し、通信インフラの復旧などで被災地支援に尽力してきたとしたうえで、能登の復興に最優先で取り組むと述べました。

山野之義前金沢市長「能登の復興を第一に考えていきたい。一定の期間、民間会社での仕事、民間会社でのマネジメントの経験をしたというのは大きな財産だと思っている。むしろ知事選挙においてはそれをプラスにできるのではないか」