白山市の手取川ダムは、46.1%
一方、こちらは白山市の手取川ダム。

貯水率はこの時期、60%後半から70%台ですが、現在は46.1%。
この冬は山沿いの降雪量が例年よりも多かったため、雪解け水も多いということですが、7月は降水量が少なく、今後、水不足が懸念されます。
県内では2年前、記録的な少雨の影響で、犀川ダムの貯水率が20%台まで低下し、市民に節水を呼び掛ける事態に。
今年も、雨が降らない状況が続けば、市民生活に影響が出ることが懸念されます。

県土木部河川課毎田勇造担当課長「現在、電力会社の協力をいただいて、ダムの水位が極端に減らないよう、ダムからの水を流す量を調整してもらっている」「これからの天候と、ダムの水位の動向をしっかり注視したい」
毎田担当課長によると、県内では近年、異常気象で突然の豪雨も多く急激に水位が増加することもあり、ダムの貯水量を調整することが難しいのだそうです。
また内川ダムや手取川ダムでは、水力発電も行われていて水不足が続くと、発電に使う水量を減らす対応を取らざるを得ず、発電量にも懸念が出てきそうです。
今後、恵みの雨がいつ降るのか、待ち遠しいばかりです。