前線が18日にかけて北陸地方を南下する見込みで、石川県内は雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。

前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響で、県内は大気の状態が非常に不安定となる見込みです。

17日の夜は多いところで1時間に20ミリ、18日は40ミリの激しい雨が予想されています。また、18日午後6時までの24時間に降る雨の量は、加賀と能登の多い所でいずれも100ミリと見込まれています。

その後、19日にかけて雨量はさらに増える予想です。予想より雨雲が発達したり、停滞した場合は警報級の大雨となるおそれもあります。

能登ではこれから18日夕方にかけて、加賀では18日未明から夕方にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。激しい突風などにも注意が必要です。

一方、17日も厳しい残暑が続きました。金沢では2025年に観測した30度以上の真夏日が86日となり、2023年に記録した85日を上回り、気象台が統計を取り始めた1882年以降の年間最多日数を更新しました。

また、輪島でも2025年の真夏日は17日で72日となり、2023年の66日を上回ってこちらも過去最多となっています。