この病院では、震災後、離職者が入職者を上回る年も
産科病棟では、妊婦のお腹にいる赤ちゃんの心音を確認したり、普段は入ることができない手術室では、実際に使われるガウンを着用して、医療現場の空気を肌で感じ取っていました。

生徒「触れたらダメな部分とかあって、(ガウンの)着方も難しかった人を助ける仕事がめっちゃいいなと思って、そっちを目指そうと」
病院では来年度、9人の新人看護師を迎え入れる予定ですが、震災以降は、離職する人がその年の入職者数を上回る年もあり、人材の確保が急務となっています。

恵寿総合病院看護部・船山真理子副部長「七尾市や地域全体の医療を支えていくには若い世代の力が必要。看護の仕事の面白さや患者と心を通わせる喜びを感じてもらえれば」