復職支援「ナースバンク」研修で自信をつけ現場へ
こうした状況を受け、国は人手不足対策として、ベッド1床につき4万円の経営支援に加え、削減したベッド1床につきおよそ410万円を措置します。また、県も離職した看護師の再就職を支援するナースバンクの活用を進めています。

石川県地域医療政策課 細木信哉 課長「医療の進歩は非常に早いので、すぐに復帰して第一線でというわけには行かない。研修で慣らし運転をやって、ちょっと自信をつけてもらってから、実際に就職していただくという事業をやっております」
ナースバンクの登録者数は2023年の時点で432人。そのうち再就職したのは90人です。また、これとは別にハローワークを通して75人が看護師として復帰しています。

高齢化率が高まる中、持続可能な医療を整えるためにも、看護師の処遇改善と地域医療の再編が問われています。