石破総理の辞任表明について、アメリカと中国はどのように見ているのでしょうか。
7日、取材に応じたアメリカのトランプ大統領。
アメリカ トランプ大統領
「(Q.日本の総理が辞任を表明したが…)私は知らない」
そっけなく答え、その場をあとにしました。
しかし、その6時間後…
アメリカ トランプ大統領
「驚いたよ。彼のことは知っていたし好きだった。彼はいい人だと思った。我々はうまくやっていた」
「驚いた」とコメント。
アメリカ国務省は「退陣表明は知っているが、日米同盟はかつてないほど強固だ」としていて、日米関係に大きな影響はないとの見方を強調しています。
一方、中国のSNSでは辞任表明の直後、検索ランキングで1位に。
北京で、新しい総理に期待することを聞いてみると…
市民
「日本側が友好的な総理を選べば、両国の関係を良くすることができると思っています」
「日本は中国の隣国ですよね?地理的に隣り合っているのに、日本がアメリカと親密になれば中国にとって良いことではありません」
けさ、1面トップで報じた中国共産党系の国際紙「環球時報」は、保守強硬派の人物が総理に選ばれれば「中国をけん制する路線を再開し、現在の中日関係の緩和傾向を弱める可能性がある」と伝えています。
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