7日午前、福井県南越前町の沖合で身元の分からない成人男性とみられる遺体が見つかりました。警察や海上保安部が死因や身元の特定を進めています。
7日午前6時頃、福井県南越前町河野沖で「漂流死体がある」と釣りに来ていた男性から海上保安部へ通報がありました。
敦賀海上保安部が「巡視船えちぜん」と「巡視艇すいせん」を現場に向かわせたところ、岸から約50メートルほどの海上に男性が心肺停止の状態でうつ伏せになって浮いているのが見つかり、まもなく死亡が確認されました。
男性は中年から高齢とみられ、ベージュなどの淡色系のシャツと黒系のパンツを身に着けていたということです。
また、遺体に目立った外傷などはなく、所持品なども見つかっていないということです。
敦賀海上保安部によりますと行方不明者などの情報はなく、司法解剖を行うなどして死因を調べるとともに、身元の特定を進めることにしています。