11月、国や石川県はインフルエンザの流行期に入ったと発表し、学校では集団かぜも徐々に増えています。こうした中、今年10月から始まった新たなワクチンによる予防接種が関心を集めています。
この日、石川県野々市市の小児科医院をこの日訪れた山下さん一家は、5歳の青(あお)くんと2歳の日彩(ひいろ)ちゃんが予防接種を受けるため来院しましたが、方法はこれまでと違います。

中村小児科医院・中村英夫 医師「インフルエンザの経鼻生ワクチンと言って、これまでの不活化ワクチンと違って、文字通り生ワクチンを鼻に接種する。これまでの注射のワクチンとは違って鼻に噴霧するタイプになります」
新たにことし10月から接種が始まった新ワクチン「フルミスト」は、左右の鼻それぞれに0.1ミリリットルずつ吹きかけるタイプです。接種は1シーズンに1回で対象は2歳から18歳まで。注射が苦手な子どもには朗報とも言えるワクチンです。
この日、フルミストを接種した山下きょうだいの様子はというと…