震源から100キロ以上離れた内灘町…奥能登とは異なる事情も

能登の3市3町と“同じ制度”を内灘町にも適用できるよう求めている、この点について町長に話を聞きました。

川口内灘町長「6市町は600万円になる、高齢者とか所得の低い人とか。うちは入ってないからならない。県の義援金も3市3町でしょ。馳知事には直接、義援金の件も支援金の件も言っている。なんで6市町だけなんや、内灘町入っとらんがけと」

このように被災した住宅を再建するうえで能登の被災6市町にある国からの上乗せが内灘町には適用されないのが現状です。内灘町では、全壊の世帯でもこれまでの災害と同じ最大300万円の支援金がベースになってきます。被害の大きさと支援金が行き届かない現状から、生活再建はハードルが相当高く、町民は先行きの見えない不安を抱えています。