国は、中学校の部活動について、地域のスポーツ団体などに依頼する地域移行を進めていて、石川県内では小松市やかほく市などがモデル校を定めて課題の洗い出しを進めています。

金沢市も27日、2回目の検討協議会を開き、地域移行の課題について委員らが意見を交わしました。公立学校の部活動については、少子化や教員の働き方改革を受けて、地域全体での連携が求められています。

2024年度、金沢市では部活動の地域移行を見据えたモデル事業として中学校の柔道部を選定し、休日は市の柔道協会が指導を始めました。

27日に開かれた協議会では、事務局から事業の成果と課題が報告され、委員からは「学校とスポーツ団体や保護者を繋ぐコーディネーターが必要」といった声や、「情報発信が少ない」などといった意見が出されました。