今年5月、高知市で開かれた旧統一教会問題に関する講演会を巡り、教団が不当な攻撃を仕掛けてきたとして抗議の会見が開かれました。
11日に会見を開いたのは「統一教会の被害者と支援者の会・高知」のメンバーです。会は今年5月に開催した旧統一教会問題に関する講演会の際、教団関係者の立ち入りを禁止していたにも関わらず関係者が入場した上、講演の内容について抗議文を公開したとして不当な攻撃を中止するよう求めています。
教団は関係者が入場した事実と本部が講演会の内容を把握していることを認めているということです。
(統一教会の被害者と支援者の会・高知 橋田達夫 会長)
「(事前に)妨害はしないでくださいと伝えていて、5月27日の講演が始まる時点で、統一教会関係者は入らないでください、撮影もしないでくださいと。多くの人が来たが、統一教会の信者あるいは関係者が入っていた。被害を訴える場合は彼らの圧力を感じる、それに屈しないためにも今回会見を開いた」
会見後、会のメンバーらは教団の事務所に向かい抗議文を提出しました。「統一教会の被害者と支援者の会・高知」では被害者らの相談を電話で受け付けています。電話番号は080ー8143ー2287で毎週火曜日と金曜日の午前10時から12時まで受け付けています。