15日は終戦の日です。高知市では県出身の兵士が愛した「ヒョウのハチ」の絵本の原画展が開かれています。

この原画展は「ヒョウのハチ」の物語を大勢の人に知ってもらいたいと開かれています。絵本には県出身の兵士、成岡正久さんと成岡さんが愛したヒョウのハチの実話が描かれています。成岡さんは生まれたばかりのヒョウを拾い、「ハチ」と名付け大切に育てていましたが、ハチは最後、戦況の悪化で“犠牲”となりました。

会場には絵本作家、松成真理子さんが描いた絵本の原画18点が展示されていて、「ハチの像を建てる会」のスタッフが来場者に物語を伝えています。15日は成岡さんのひ孫・白井悠貴さんも参加しました。

(来場者)
「育てている人がすごかった」
(Q.平和が続くためには何が大切?)
「戦争をやめることが大切」

(成岡正久さんのひ孫 白井悠貴さん)
「(成岡さんは)ハチのことをすごく大切にしていて、思いやりがある人だなと感じています」

(ハチの像を建てる会 杉本恵子さん)
「涙ぐんで聞いてくださる方いて、戦争がつらいことだったんだなというのが伝わっているんじゃないかなと」

原画展は8月21日までです。