酒を飲んだ状態で車を運転中、路面電車の電停に車を衝突させて、同乗者2人にケガをさせた危険運転致傷の疑いで、41歳の無職の男が逮捕されました。男はバーベキューで飲酒をした状態で運転。正常な運転ができなかったとみられます。
逮捕されたのは高知市の無職の男(41)です。高知警察署の調べによりますと、男は8月18日の午後8時ごろ、高知市の路上で、酒を飲んだ状態で車を運転し、路面電車の電停に車を衝突させて、同乗していた40代の女性と10代の男性にケガをさせた、危険運転致傷の疑いが持たれています。
男から酒の匂いがしたため、現場に駆けつけた警察官がアルコール検査を実施。呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたということです。
男は事件前、複数の友人といの町・仁淀川の河川敷でバーベキューをしていて、ビールや焼酎などを飲んだとみられています。
男は2人を乗せて帰宅途中でしたが、アルコールの影響を受けて正常な運転ができなかったとみられるということです。
同乗していた40代の女性は全治およそ10週間の右肋骨を骨折するなどの重傷、10代の男性は全治およそ2週間の右肩打撲の軽傷だということです。
男も肋骨を骨折するなどして入院していましたが、退院したため任意同行し、逮捕したということです。
調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認める供述をしていて、警察が男の飲酒量などを調べています。