高知県立のいち動物公園で生まれたカリフォルニアアシカの赤ちゃんの名前が決まりました。
2025年6月、カリフォルニアアシカのブンタとリコとの間に生まれた、オスの赤ちゃんです。県立のいち動物公園での繁殖は11年ぶり。7日に行われた命名式には大勢の人が集まり、来園者らの投票結果が発表されました。

「名前は“リイチ”になりました!」

母・リコにとっては初めての出産。「1人目の子ども」という意味が込められています。来園者たちはさっそく名前を呼びかけたり、記念品のポストカードを手に写真をとったりして、リイチとともに特別な一日を祝いました。

(来園者)
「初めて見たき、かわいいと思った!」
(Q.リイチという名前をどう思った?)
「いいと思った」
(来園者)
「すごくかしこそうな(名前)。でも、見ていると、すごく元気に泳いでいるから、このまますくすく育ってほしいなと思います」
(県立のいち動物公園 飼育員 小西克弥さん)
「元気で呼びやすい名前に決まって、大変喜んでいます。今まだ子どもで、かわいらしい。すぐ見分けがつくので、赤ちゃんの小さいアシカを見たら『リイチ!』と声をかけてほしいですね」

好奇心旺盛で、人懐っこい性格だというリイチ。これからも来園者に親しまれ、のいち動物公園の人気者になりそうです。