サッカー高知ユナイテッドSCを応援するこのコーナーは今回が第6回!三上萌々アナウンサーです。

JFLの開幕戦まで残り10日ほどとなりました!このコーナーでは、もっと応援したくなる選手や監督の素顔などを紹介しています。今回も早速こちらの企画に参りましょう!

「“推し”を探せ!ユナイテッド選手名鑑」

ぜひあなたの”推し選手”見つけてみてください!選手のみなさんのアンケートをもとに、ランキングをつくりました!先週までに7人の選手を紹介してきましたが、からふるをご覧の皆さんは”推し”選手、見つかりましたか?最後に紹介するランキングはこちら、「とにかくサッカーがうまい」選手です。

「とにかくサッカーがうまい」選手

3位は、金井冬土選手。ほかの選手から理由は、「相手の逆を取るプレーがうまい」と挙がっています。

2位は樋口叶選手。理由は、「試合中に魅せるターン、ボールが足に吸いついているよう」だと情報がありました。

最も名前が多くあがった選手の推しポイントがこちらです。「戦うこと9年!“新しい景色”を見せ続ける高知のレジェンド、ここにあり」いったいどんな選手なんでしょうか。

チームメイトからの呼び名は“高知のレジェンド”背番号10番・33歳の横竹翔(よこたけ・つばさ)選手。チームのキャプテンも長年務める、誰もが認める大黒柱です。

(中田永一選手)
「優しくて、アドバイスをよくくれるし、チームのことずっと考えてるし・・ぼくらのパパみたいな存在」

(福田玲央選手)
「“高知の顔”ですかね、人格者だなっていうのは、日々の言葉遣いからも感じます」

(金井冬土選手)
「チームの大黒柱だし、欠かせない存在ですね」

(金井冬土選手)

(三上萌々アナウンサー)
「チームメイトから“高知のレジェンド”と言われていますが率直にいかがですか?」

(横竹翔選手)
「うれしいです…(照)。やっぱり長いことこのチームでプレーしているので、それがつながっているのかな思います」

横竹選手はもともとJ1チーム「サンフレッチェ広島」でプレー。サッカー日本代表の森保一監督から指導を受けていました。過去には世代別の日本代表にも選ばれています。

(三上萌々アナウンサー)
「プレーでの横竹選手の武器は?」

(横竹翔選手)
「『止めて、蹴る』サッカーの基本なことなんですけど、いいところに置かないといいところに蹴れない。些細なことだけど一番大事なところだと思う

(三上萌々アナウンサー)
「すっごく不思議なんですけど、ボールを止めた瞬間、いろんな選択肢がある中で横竹選手の目にはどんな風に映っているんですか?」

(横竹翔選手)
「周りの状況が分かっていれば、“見なくても”どこに誰がいてどこが空いているか感じられる」

そんな視野の広さを体現したのが、昨シーズンのこのプレー。

サッカーIQ、そしてチームメイトから慕われる人間性ともに、完璧な横竹選手。

「いい画撮れてます?(笑)」

実は、こんな一面も…

(中田永一選手)
「ずっと言ってる、練習の合間合間にも」

(金井冬土選手)
「1日3個くらいは言ってる」

そう、横竹選手、『ダジャレ』が止まらないんです!

(横竹翔選手)
「やっぱり年齢を重ねるにつれて出るところはありますね、ついつい(笑)」

(三上萌々アナウンサー)
「ちなみにどんなのですか?」

(横竹翔選手)
「どんなのって言われてもぱっと思いつかないですけど例えば…(宮本)優がいるじゃないですか、『早見優』って言ってみたり。

(三上萌々アナウンサー)
「???」

(横竹翔選手)
「三上アナと世代が違うので!」

(三上萌々アナウンサー)
「ほかの選手が『親父ギャグだけがたまにキズ』って言ってました(笑)」

(横竹翔選手)
「若い選手も多いので通じないことも多々あるんですけど(笑)」

(三上萌々アナウンサー)
「可愛らしい一面が知れてよかったです!」

高知に来て9年目の横竹選手は、チームの創設メンバーでもあります。当時チームは、JFLのひとつ下のカテゴリー・四国リーグに所属していました。

(横竹翔選手 当時29歳)
「このクラブにとっての第一歩、JFL昇格という目標を何としてでも成し遂げたい」

(横竹翔選手 当時29歳)

その言葉通り、2019年にはキャプテンとして、四国リーグから現在のJFLへの昇格に大きく貢献しました!

「よっしゃー!」

創設当時からチームを上へ上へと引っ張り成長させてきた、まさに『立役者』です。次なる目標、J3昇格を見据える高知ユナイテッド。横竹選手の目には、今年のチームがどう映っているのでしょうか。

(横竹翔選手)
「チーム全体が若くなったので、勢いがいい方に転がっていけば優勝の可能性はすごくあると思う。流れがよくない時、悪い時はサッカーでは必ずあるので、そういう時にチームをぶれずにいい方に持っていけるようにしたい」

“Jがない県”と言われ続けてきた高知。Jリーグで戦う勇姿、新しい景色を見せたいという思いは誰よりも強く持っています。

(横竹翔選手)
「もう一度Jリーグの舞台で戦いたいという思いもあるし、『この高知で、Jリーグのチームを誕生させたい』という気持ちは年々強くなっているので、達成したときを想像するだけでも興奮するし楽しみ。タフな戦いが多くなってくると思うけど、『絶対にJ3昇格を達成する』という強い気持ちを全員で持って戦っていきたい」

サッカーJFL・高知ユナイテッドSCの開幕戦は3月19日(日)午後1時から、高知市の春野陸上競技場で行われます。