3連休最終日は絶好の行楽日和となりました。高知県土佐市では、地元の特産品や産業をPRするイベントが開かれ、大勢の人が訪れました。

「土佐文旦ゼリー」無料配布は1時間ほどでなくなる

「土佐市産業祭」は市の実行委員会が主催し、今回で3回目です。朝から大勢の人が訪れ、先着400人限定で土佐市の文旦を使ったゼリーが無料で配布され、1時間半ほどでなくなりました。

会場には土佐湾で獲れた魚や新鮮な野菜・果物のほか、土佐市の友好都市・北海道江別市のじゃがいもなどがずらりと並びました。

地元産ピーマンは200円で詰め放題

市内で栽培されたピーマンの詰め放題も行われ、盛り上がりを見せていました。

▼訪れた人
「200円で(ピーマン)詰め放題だったんで楽しみました」
「12個くらいは入ってます」

実際に土佐和紙を作るブースも

会場ではものづくり体験ができるワークショップも。原料である「こうぞ」を使い、実際に土佐和紙を作るブースも設けられ、親子連れらが楽しみながら伝統文化に触れていました。

▼参加者
Q.土佐和紙作りは初めて
「前、高知城の近くで土佐和紙を作ったことがあるけど、色を塗ったりするのは初めてだから楽しかったです」
「こんなに上手くできると思ってなかったので上手くできてうれしかったです」

土佐市産業振興課商工観光係 長池香奈さん

▼土佐市産業振興課商工観光係 長池上香奈さん
「回を追うごとに、たくさんの人に来てもらってるおかげでこのイベントを知ってもらっているなという問い合わせも増えているので、続けていきたいなという気持ちはあります。」

土佐市自慢の宝物を、訪れた人たちに再発見してもらうことをコンセプトにしている産業祭。市は今後も地元の魅力を発信する場を設けていきたいとしています。