25日午後、高知自動車道の対面通行区間で、乗用車同士が正面衝突する事故があり、27歳の男性が死亡しました。また、もう一方の車に乗っていた46歳男性が重傷で、4歳の男の子が軽傷を負っています。
事故があったのは、高知自動車道の、土佐ICと須崎東ICの間の区間です。高知県警によりますと、25日午後4時ごろ、事故の目撃者から「車が正面衝突していて車線を塞いでいる」と警察に通報がありました。
この事故で、下り車線(須崎市方面)を走っていた乗用車を運転していた村田輝さん(27)が、意識不明の重体となっていましたが、その後、搬送先の病院で死亡しました。村田さんの住所は確認中ですが、高知県内と見られています。
また、上り車線(高知市方面)を走っていた乗用車は、46歳の男性が運転手し、4歳の男の子が乗っていましたが、事故後は2人とも救急搬送され、男性は重傷を、男の子は軽傷を負っています。いずれも命に別状はないということです。
県警によりますと、事故後、車はそれぞれの車線を塞ぐような形で止まっていて、2台とも大破に近い破損具合だということです。
現場は、土佐ICから西に3kmほどの対面通行区間で、ほぼ直線の道路です。
警察は目撃情報などから、村田さんの車が車線をはみ出した可能性があるとみて、事故の詳しい原因を調べています。










