芸術の秋です。高知市の学校では児童や学生が、世界的な尺八奏者による演奏や体験を通して伝統文化について学びました。
この演奏会は和楽器をより身近に感じてもらおうと開かれ、高知学園短期大学の学生と高知小学校の6年生が参加しました。演奏したのは、世界的な尺八奏者の藤原道山さんです。今回は演奏に加え、尺八が何でできているのかといった説明や、実際に吹く体験も行われました。

(参加した小学生)
「思うように音が出なくてちょっと難しかったです」
(参加した大学生)
「見ている分にはすごく簡単そうに見えたけれど、やってみたらすごく難しかったです」
(藤原道山さん)
「次の世代に(尺八を)知ってもらえるということは、すごく大切な事だと思っておりますので、きょうみたいな会は本当にありがたいと思っています。尺八も、身近な楽器として、身の回りに聞こえてくる音としてどんどん広がっていってほしいと思っています」

また、和楽器と洋楽器のコラボ演奏なども行われ、参加者は熱心に耳を傾けていました。
