高知県内私立学校の代表者らが公立学校との格差の是正を求めました。

高知県私学振興大会は、高知県内私立9校の代表者らでつくる「高知県私立中学高等学校連合会」が毎年開いています。

連合会によりますと高知県内の私立学校への進学率は中学は18.5%で全国2位、高校は31.7%で全国18位(どちらも2024年度)と全国的に見ても高い一方で、高知県内の私立学校に通う生徒1人当たりの国からの公費支出額は約40万円(2023年度)と公立学校の5分の1以下です。

大会では連合会の橋本和紀会長が「少子化の影響もあり現状の公費支出額では私立校の経営は難しい」として、濵田知事や県の職員に、公立学校との公費の格差軽減などを国に呼びかけるよう求めました。