JR土讃線の高知ー土佐山田間が、12月に開通100年を迎えることから、JR四国は記念事業を行うことを発表しました。

JR土讃線の高知ー土佐山田間は1925年(大正14年)12月5日に開通し、今年で100年を迎えます。これに合わせJR四国は記念事業を企画。12月4日には土佐山田駅前で記念式典を開くほか、特別のヘッドマーク型ステッカーを付けた列車を運行します。(来年3月31日まで)

高知ー土佐山田間のおもいでメッセージも募集へ

また、「おもいでメッセージ」も募集します。JR四国がこれまで行ってきた100周年記念事業の中で初めて企画され、10月15日から1か月間、土讃線の高知ー土佐山田間に関する思い出を募集し、改めて思いを馳せるきっかけを作ります。

記者発表するJR四国 四国家連携部 中村浩一郎部長

▼JR四国四国家連携部 中村浩一郎部長
「この20~30年、いろいろな交通手段がある中鉄道を営んでいるが、『鉄道ってたまにはいいよね』とか『バスもいいけどたまには鉄道も乗ってみたいよね』って思っていただけるきっかけになればありがたい」

このほか、12月5日に土佐一宮、土佐大津、後免、土佐山田の各駅と高知駅の入場券をセットにした記念入場券を発売。駅のデジタルスタンプをスマホで集めるスタンプラリーの開催も予定されています。JR土讃線高知ー土佐山田間開通100周年記念事業は、2026年春まで行われます。